大正14年に開業した小湊鉄道の駅や橋などの施設が
国の登録有形文化財として保存されることになりました。
小湊鉄道の施設には開業当時から使われているものもあり、
駅や橋など22の施設が鉄道輸送の歴史を物語る貴重な遺構として
国の有形文化財に登録されることになりました。
「第一養老川橋梁」は長さ95メートルで開業したころに作られた橋で、
周辺の田園地帯とあいまって歴史的な鉄道の景観を形作っています。
「上総鶴舞駅」は、関東の駅百選にも選ばれています。
「月崎第一隋道」 は、左右に曲がり勾配のあるトンネルを掘り進めていて
当時の技術力の高さを示しています。
今回の22件を含め千葉県内の国の登録有形文化財は213件となり、
鉄道に関わる建築物が登録されるのは県内では初めてだということです。
2018年09月08日